3日間、水と塩だけで過ごす断食のやり方【何も食べない断食は体に悪い?】

   
断食

巷で流行っている断食。その中でも、もっとも効果が高いといわれているのが「何も食べない断食」です。熟練した断食マスターなどは、1週間以上も何も食べない断食を行っているというから驚きですよね。素人は、1~3日間くらいから始める方が良いそうです。

でも、「3日も何も食べなくて大丈夫?」「なんだか体に悪そう・・・」と思いませんか?

そこで今回は、実際に断食をすると体にどのような影響をおよぼすのか?また、なぜ美容や健康意識の高い人が次々と断食を行うのか?断食の謎についてお話していきましょう。

 

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断食って体にいいの?

断食

断食といっても、やり方はいろいろあります。
栄養となるものを一切口にしない本格的な断食から、固形物は口にしないけれど酵素ドリンクのような栄養素は体に入れ続ける断食、野菜ジュースを飲む断食などが代表的なものです。断食期間は、1~3日がもっとも人気です。

どれも胃腸を休ませるという意味では効果があるようですが、一番体にいいとされている断食はいったいどれなのでしょうか。まず、3日間の断食に期待されている効果についてお話ししましょう。

 

3日断食の効果① 胃腸の休息

ファストフードやドカ食いと共存している現代人は、胃腸を酷使しすぎているといわれています。胃腸が休むことなく働き続けると、本来の力を出し切れず、消化不良・便秘・下痢・大腸がんなどの病気の原因となってしまう場合があります。3日間の断食で胃腸を十分に休ませることで、胃腸や他臓器の機能が高まることが期待できます。

 

3日断食の効果② ケトン体が出てくる

3日間の断食で得られる効果の中で、もっとも注目すべきはこのケトン体といっても過言ではありません。
本来、人間の体や脳はブドウ糖で働いていますが、断食によりブドウ糖が一切入ってこなくなると約8時間で体内から無くなってしまいます。つまり、飢餓状態です。このままでは体も脳も動かなくなるという体の危機を脳が察知すると、私たちの体は代わりとなるエネルギーを体内で作り出そうとします。そうやって肝臓で中性脂肪が分解され、できるのが「ケトン体」です。ケトン体はかなり燃費がよく、少量で体や脳を動かすことができます。そのため、何も食べていないのに頭が冴えわたり、キレッキレの状態を体験することができます。一度ケトン体が作り出されると、体は燃焼モードに入り、断食を終えたあともそのモードは一定期間続くと言われています。

 

3日断食の効果③ 肌が綺麗になる

体内の毒素が抜けることで、肌の悩みが改善すると言われています。特にニキビやアトピーには効果が高いとされています。また、肉中心の生活を送っていた人が断食をすると、腸内の悪玉菌が減少し腸内フローラが整うことでも肌が綺麗になることがあります。

 

3日間断食の効果④ ごはんが美味しくなる

これは断食の副産物ですが、断食中は一切食べないため舌がとても敏感になります。そのため、今まで塩や醤油をたっぷりかけないと満足できなかった人も、素材の味を楽しめるようになる場合が多いと言われています。

 

断食は危険って本当?

断食は危険

結論からいうと、本当です。断食は、正しい方法で行わないと最悪の場合命の危険もあるといわれています。そのため、少しでも不安な方は断食道場などで専門家や医師の指導のもと断食を行うことをおすすめします。

しかし、断食道場は費用がかかるため、断食を自分でやりたい人もたくさんいますよね。その場合は「準備食」「本断食」「回復食」の3つの工程をしっかり守って行うことをおすすめします。

 

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3日間の水と塩だけ断食のやり方

水と塩だけ断食

では実際に、自己流で3日間の断食を行う場合のポイントや注意点を踏まえながら、断食の流れをご説明します。ポイントは、以下の工程を順番通りに必ずおこなうことです。準備食を飛ばして本断食に入ったり、回復食を飛ばして本断食を終えた直後に食べたいものを食べ始めるなどは、本当に危険なので絶対にしてはいけません。

 

準備食

準備食は、本断食に入る前に必ず必要な準備段階です。普通の食生活からいきなり何も食べない本断食に入ると、体や脳への負担が大きくなり、極度の空腹感やめまい、吐き気が起こる場合があります。そのため、何度も言いますが、本断食に入る前には必ず準備食期間を設けるようにしましょう。

具体的には、「まごはやさしい」食材を中心に摂り、体内から炭水化物を少しずつ抜いていきます。準備食期間は、本断食と同じ日数行うのが理想的ですが、最低でも本断食の日数-1日は行うようにしましょう。

 

【まごはやさしい】食材とは

ま:豆、豆腐、納豆、味噌など
ご:ごま、アーモンド、くるみ、ピーナッツなど。
わ:わかめ、のり、ひじき、昆布、もずくなど。
や:やさい
さ:さかな。(本断食前日は控えましょう)
し:しいたけ、しめじ、まいたけ、マッシュルームなどのキノコ類。
い:いも類。じゃがいも、さつまいも、里芋、長芋など。

 

本断食

本断食期間中は、固形物を一切食べません。今回の断食では、3日間水と塩のみを口にします。塩は、天日塩を選ぶようにします。

本断食中の注意点は、水をたくさん飲むことです。飲んでも飲まなくてもいいのではなく、飲まなくてはいけません。本断食中は、食べ物からの水分を摂取できないため水分不足になりやすいです。また、摂取した水分と一緒に老廃物や毒素が流れていくので、水分不足になってしまうと断食の恩恵を十分に受けられなくなってしまいます。そのため、最低でも1日2Lは意識的に飲む必要があります。

 

回復食

断食のなかで、一番重要といっても過言ではない回復食。どれだけ本断食を頑張っても、この回復食をおろそかにしてしまっては、その断食は失敗といえます。それくらい、大切な工程なので一番慎重におこなってください。

本断食を経験した胃腸などの臓器は、ゆっくり休んでいるため全く機能していません。そこへ突然、消化に悪い肉や油が入ると、どうなるかは想像しただけで恐ろしいですよね。場合によっては腸捻転を引き起こし、亡くなってしまうケースもあるほどです。眠っている胃腸をゆっくり起こしてあげるには、食事もゆっくりと消化に良いものから入れていく必要があります。

 

主な回復食

【一日目】

重湯:お粥の上澄み汁。断食道場での一発目の回復食によく出てきます。しかし、炭水化物が多く含まれているため、血糖値の急上昇もあり、ダイエット目的や糖尿病が気になる方は、2食目以降に摂るようにしましょう。

野菜の煮汁:大根や人参などを水で煮た汁の部分だけを飲みます。回復食一日目は、まだ固形物は禁止です。どうしても野菜も食べたい場合は、ジューサーなどで形がなくなるまで潰してから、夕食時にいただきましょう。

梅流し:大根の煮汁に梅干しを溶かしながら飲みます。最近では、この梅流しが「宿便」を出してくれるということで話題です。そのため、回復食一発目にこの梅流しを飲む人が急増しています。

【二日目以降】

二日目の一食目は、5分粥など消化に良い炭水化物を少しず入れていくことを意識しながら食べます。まだ肉や魚、油は禁止。まごわやさしい食材を意識しながら、よく噛んで食べましょう。

ま:豆、豆腐、納豆、味噌など
ご:ごま、アーモンド、くるみ、ピーナッツなど。
わ:わかめ、のり、ひじき、昆布、もずくなど。
や:やさい
さ:さかな。(回復食中は控えましょう)
し:しいたけ、しめじ、まいたけ、マッシュルームなどのキノコ類。
い:いも類。じゃがいも、さつまいも、里芋、長芋など。

 

3日間断食の記事まとめ

今回は、いま話題の【水と塩だけ断食】についてお話ししました。結論としては「何も食べない断食は危険だけど、正しくやればめっちゃ体にいい!」ということです。

今まで断食に興味があったけど、断食道場は高いからいけなかった人。

自分で断食をするのは怖い人。

断食って、何から始めたらいいかわからなかった人。

そんな人たちの参考になったら嬉しいです。

次回は、この記事でご紹介した方法のまま、筆者が実際に3日間の塩と水だけ断食を試してみた結果とガチレポをお届けします。良かったらそちらも読んでみてくださいね。



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